開催趣旨
現在地方自治において行政は、少子・高齢化、福祉、環境、災害など社会的課題の拡大と市民生活の多様化・高度化に対し、より積極的な行政の対応とサービスの向上が求められるとともに、これらを厳しい財政の下で実施しなければならない状況にあります。一方では、地方分権化が進展すると共に、市民の行政への参加意識が高まり市民活動も活発化しています。
このような中で、住みよい環境の創造と豊かで安全なまちづくりを実現するには、市民、市民団体、企業、行政等関係する主体は、相互のパートナーシップが効果的に機能を発揮する仕組みをつくり、強力に協働化を進める必要があります。協働の推進は、このそれぞれの主体が主体性と自主性を尊重し、その特徴を生かしてお互いの役割を分担し協力しながら行なうもので、これにより共通の目的を達成することが可能になります。
本フォーラムはこの様な時代にあって、市民協働によるまちづくりをどのように進めるのか、その現状と問題点を議論しながら将来の可能性を探っていこうとするものであります。
開催概要
主 催 : NPO法人 ITステーション「市民と建設」
後 援 : 土木学会
協 賛 : NPO法人 コミュニティ・コーディネーターズ・タンク、NPO法人 国境なき技師団
日 時 : 平成20年2月23日(土) 午後1時30分〜4時40分
場 所 : 台東区生涯学習センター
東京都台東区西浅草3-25-16 TEL03-5246-5827
(JR鶯谷駅より15分 地下鉄日比谷線入谷駅より徒歩8分)
プログラム
内容 |
時間 |
第1部 |
●基調講演 「地方分権時代における市民協働のまちづくり」
講師 関谷 昇(千葉大学法経学部准教授 法学博士)
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13:30〜 14:35 |
第2部 |
●パネルディスカッション 「地域の自立と新たなまちづくりを可能にする市民協働」 〜
まちは市民が作るもの〜
----- パネリスト ----- 関谷 昇 (千葉大学法経学部准教授 法学博士) 鎌田 元弘 (千葉工業大学工学部教授 学術博士) 小山 淳子 (NPO法人 CoCoT
副代表理事、 まつど市民活動サポートセンター長) 杉山
敦彦 (我孫子市環境生活部市民活動支援課主幹)
----- コーディネータ ----- 花村 義久(NPO法人 ITステーション「市民と建設」理事長)
(パネリスト左から 花村理事長、小山先生、鎌田先生、関谷先生、杉山先生)
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14:50〜 16:40 |