第5号目次
校庭・園庭の芝生化特集の発行に当って 花村 義久
NPO 法人シビルまちづくりステーション(元NPO 法人IT ステーション「市民と建設」)が発足して8年が経ちました。市民参加によるまちづくりのミッションを高らかに上げながらも当初は試行錯誤、その後さらに市民協働の考えに
発展させながら、地域のコミュニティに目を向けるようになりました。
そんな時、芝生化事業が産声を上げました。この芝生化活動は、次代を担う子ども達の教育環境を整えるという役割を果たしながら、一方では地域中心社会への転換の時代にマッチした存在だというところにも価値があると思います。
我々の芝生化活動は、関係者の大変な奮闘の中から社会の評価を得、また当NPO としての組織活動、事業展開の面で大きな推進力の働きをして来ました。今回はこの芝生を特集に取り上げました。森川さんはじめ執筆者の皆さんのお話からも分かるように、校庭・園庭の芝生化事業はこの2、3年で量的な飛躍と地域的な広がりを見せています。今後は、これらをベースにまた新たな道を切り拓き力強く歩み出すことでしょうし、そう確信するものであります。